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飯豊電池バレー構想の行方は… 「進捗状況に不明点」 「性急な投資」町民ら不安 /山形

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製造設備の搬入を待つ貸し工場。建物の中は2020年12月から空き家状態という=山形県飯豊町添川で2021年5月14日、佐藤良一撮影
製造設備の搬入を待つ貸し工場。建物の中は2020年12月から空き家状態という=山形県飯豊町添川で2021年5月14日、佐藤良一撮影

 山形大、山形銀行と連携して「飯豊電池バレー構想」を進める飯豊町で、構想の行方に不安の声が広がっている。後藤幸平町長は「他にない独自の道を目指す」と自信を見せるが、町民は「進捗(しんちょく)状況に不明な点がある」と指摘する。関係者に現状を取材した。【佐藤良一】

 飯豊町が国の過疎対策事業債を用いて建物に20億円を投入し、2020年12月に完成した同町添川の「貸し工場」。約2万1500平方メートルの敷地に、延べ床面積7672平方メートルの鉄骨造り2階建ての建屋が、借主との契約を前に、ひっそりと建っている。設置条例には「年間使用料3400万円」「使用期間20年」と記されている。

 町議会は、8月17日に産業厚生常任委員会を開き、構想の中核施設「山形大xEV飯豊研究センター」でリチウムイオン電池の部材開発を行っている「セパレータデザイン」の社長に出席を要請し、開発の現状を聞いた。社長は「新しいプロジェクト技術を、米沢のパイロット工場で発明した。飯豊の貸し工場には、世界に類を見ない(部材の)製造設備を設置する」と説明。工場の操業を「22年4月」とした。

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