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支援ロボット用いた人工股関節手術 徳島大学病院クリニカルアナトミー教育・研究センター 後東知宏氏 /四国

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徳島大学病院クリニカルアナトミー教育・研究センター 後東知宏・特任准教授

 人工股関節手術は、傷んだ股関節を特殊な金属やセラミックでできたインプラントに置き換える手術です。主に、変形性股関節症や大腿(だいたい)骨頭壊死(えし)などの疾患に適応があり、年々その手術件数は増加傾向にあります。人工股関節手術を行う上で重要なことは、個々の患者さんに適した人工股関節の正確な設置になります。人工股関節の挿入角度や位置が数度、数ミリずれるだけで脱臼(関節が外れてしまうこと)や人工関節の耐久性に問題が生じる可能性があります。当院では、より精度の高い安全な治療を提供するべく、最新技術である手術支援ロボットを用いた低侵襲人工股関節手術に取り組んでおります。

 人工股関節に関する手術支援ロボットは、近年アメリカを中心に急速に普及してきており、これまで多くの良好な実績が報告されています。日本では2019年に保険が適用され、徳島大学では21年4月から、全国の国立大学では初めて臨床導入しました。術前CT画像を用いて詳細な三次元手術計画を行い、実際の手術において、ロボット技術を利用して理想的なインプラント設置を高い精度で実現することができます。ロボットの利点は…

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