上智大生殺害事件、新たな情報提供 被害者父「希望見えた」

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上智大4年だった小林順子さん(当時21歳)が自宅で殺害された事件から9日で25年となるのを前に、京成柴又駅前で情報提供を呼びかける父賢二さん(左手前)=東京都葛飾区で2021年9月7日午後6時18分、竹内紀臣撮影
上智大4年だった小林順子さん(当時21歳)が自宅で殺害された事件から9日で25年となるのを前に、京成柴又駅前で情報提供を呼びかける父賢二さん(左手前)=東京都葛飾区で2021年9月7日午後6時18分、竹内紀臣撮影

 「埋もれた手がかりはまだある」。1996年9月に東京都葛飾区柴又の自宅で殺害された上智大4年、小林順子さん(当時21歳)の父賢二さん(75)は、今も犯人につながる情報提供の呼びかけを続ける。事件は9日で発生から25年。今年8月に警視庁亀有署捜査本部が公開した不審者の情報は、賢二さんが現場にいた女性(46)に声をかけたのがきっかけで提供されたものだった。

 2020年8月。賢二さんは順子さんの命日を前に報道各社の取材対応に追われていた。事件現場の自宅跡地で朝からテレビ局の取材を受けていた時、少し離れた場所から自分を見つめる女性がいた。「何かご用でしょうか」。女性は意を決したように言った。「私、犯人を見たかもしれません」

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