日本の菓子、海外生産増 輸出から転換、五輪も追い風

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
↑イスラム教のハラルに対応
↑イスラム教のハラルに対応

 「あずきバー」や「ベビースターラーメン」、「ハイチュウ」といった日本で有名な菓子を海外で現地生産する流れが進んでいる。人気の高まりや海外販売の増加を背景に輸出から転換。味のアレンジなど現地化が進む。東京オリンピックで日本に注目が集まったことがさらなる市場開拓の後押しとなりそうだ。

 井村屋は、発売から48年の歴史を誇る人気アイスのあずきバーで今秋、初めて海外生産に乗り出す。マレーシアの企業と組んで「AZUKI BAR」の現地販売を9月から開始。イスラム教徒が多いため、現地の戒律に従った「ハラル」認証にも対応した。現地の嗜好(しこう)に合わせて甘さを控えめにし、パッケージもアズキの花の図柄を使うなど躍動感を前面に出した。

 これまでは日本からの輸入だったため販売価格が高く、在住日本人や富裕層の購入が多かった。現地生産品は安くできるといい、井村屋のグループ会社でプロジェクトを担当する北将之さん(44)は「現地の人に広く食べてもらいたい。近隣の国にも展開できれば」と期待する。

この記事は有料記事です。

残り464文字(全文904文字)

あわせて読みたい

ニュース特集