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2021自民党総裁選

岸田文雄首相による新内閣が発足しました。内閣について考察した記事や各国の反応をまとめています。

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自民総裁選、強まる安倍氏の影響力 岸田氏、河野氏も保守アピール

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自民党本部=東京都千代田区で
自民党本部=東京都千代田区で

 自民党総裁選(17日告示、29日投開票)を巡って、出馬を目指す候補者に対して、安倍晋三前首相の影響力が強まっている。党内最大派閥・細田派(96人)に強い影響力を持ち、国会議員票の行方を左右する可能性があるからだ。安倍氏は、高市早苗前総務相(60)=無派閥=の支持を決めているが、岸田文雄前政調会長(64)=岸田派=や、10日に出馬表明する河野太郎行政改革担当相(58)=麻生派=も保守層を意識した政策を打ち出し、安倍氏へのアピールが目立つ。

 「とてもありがたいこと。大変大きな影響力も持っておられ、私から支援をお願いできなかったので本当に驚いた」。高市氏は9日、東京都内で記者団に、安倍氏から支持を得られた喜びをあらわにした。

 高市氏は北朝鮮の拉致問題について「北朝鮮に対する制裁はまだ強化できる。日本の本気度をいかに伝え、多くの国を巻き込めるかだ」と述べ、解決への意欲を示した。安倍政権の最重要課題だった…

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【2021自民党総裁選】

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