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行動制限緩和「最後の賭け」「積極的に」 紅葉シーズン控える観光地

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なかなか客足が戻らず、足湯の利用者もまばらな有馬温泉=神戸市北区で2021年9月9日午後2時45分、望月亮一撮影
なかなか客足が戻らず、足湯の利用者もまばらな有馬温泉=神戸市北区で2021年9月9日午後2時45分、望月亮一撮影

 新型コロナウイルス対策で、緊急事態宣言の期間が延長されることになった。一方で政府は実施時期は未定なものの、ワクチン接種を条件とした行動制限緩和の基本方針もまとめた。厳しい状況が続く観光・飲食業の関係者、首長らはどう受け止めているのか。

 関西の奥座敷として知られる有馬温泉(神戸市北区)。温泉街の人通りはまばらで、休業する飲食店や土産物店も目立つ。

 旅館の従業員や芸妓(げいぎ)ら約1900人が8月半ばまでに2回目のワクチン接種を終えており、客を迎える準備はできている。有馬温泉旅館協同組合の専務理事、下浦伸一さん(41)が経営する旅館「竹取亭 円山」では貸し切り風呂を設け、食事は個室で提供するといったコロナ対策も講じている。しかし、2021年の夏休みの宿泊客数はコロナ禍前の19年同時期に比べて7割減った。現在の宣言発令後には約30件の予約キャ…

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