SBI「第4のメガバンク構想」の核に新生銀か TOBの背景

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SBIホールディングスが入るビル=東京都港区で、曽根田和久撮影
SBIホールディングスが入るビル=東京都港区で、曽根田和久撮影

 インターネット金融大手のSBIホールディングス(HD)が9日に発表した新生銀行に対する株式の公開買い付け(TOB)の背景には、SBIが目指してきた地銀連携による「第4のメガバンク構想」があり、その核に新生銀を位置づける狙いとみられる。新生銀が一方的な提案に反対する中、敵対的なTOBも辞さない構えだ。

 「経営陣は(業績が伸び悩んでいる状況に対して)何ら抜本的な対応策を講じていない」「いまだに公的資金の返済へのめどがつけられていない」

 SBIのこの日の発表には、新生銀の経営陣に対する厳しい言葉が並んだ。これまで新生銀側に対して傘下に入るよう求めることを含む提携提案をしていたと明らかにし、ライバルでもあるインターネット証券大手のマネックス証券と提携を結んだことを厳しく非難した。SBIの北尾吉孝社長は今年1月の決算発表記者会見で、新生銀とマネックス証券の包括的業務提携について問われ、「何とも感じない。経営者や会社の将来がよく分かるというだけだ」と不快感をにじませていたが、行動に移した形だ。

 北尾社長が「第4のメガバンク構想」を発表したのは約2年前。…

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