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「武士スタント逢坂くん!」 春画師と仲間が歩む漫画道=ペリー荻野

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 とにかくいろんな人物がタイムスリップしてくる日本のドラマ。「武士スタント逢坂くん!」(日本テレビ系)は、江戸時代から若い武士の逢坂総司郎(浜田崇裕)がやってきている。逢坂は、性を描く「春画師」で、春画が風紀を乱すと禁制になっても隠れて描き続けたために処刑されるという瞬間、スリップしてきたらしい。令和の世で早速出会ったのが、漫画家の宮上裕樹(今井隆文)。「エロ漫画」に感激した逢坂は、宮上のアシスタントとなり、自らが愛する「春」の漫画を描く決意をする。

 ちょんまげのまま、とぼけた柄のだぼだぼTシャツに半ズボン、足には白足袋をはいて椅子に正座する逢坂くん。その姿だけでもおかしいが、本人は至って真面目な性格。受け答えは「かたじけのうございます」とキッチリ武士言葉で、「女人に触れたことがまだない」のである。そんな逢坂くんが、漫画の同人誌即売会に出掛けた時は大変だった。あふれる漫画を前に「春らんまん……」とうっとりし、コスプレの女の子たちに驚愕(きょう…

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