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「9・11」後の20年

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検証ザ・ロンゲスト・ウオー/上(その2止) 「誤った戦争」 傷つく米兵

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アフガン「敗走」募る憤り

 「戦争が終わったとしても、退役軍人に必要な精神的なケアに終わりはない。むしろこれからが重要だ」。アフガン戦争やイラク戦争などに従事した退役軍人を支援する団体「傷を負った戦士のプロジェクト(WWP)」で精神衛生の専門家を務めるライアン・クールスさん(40)はそう強調する。

 現在、WWPには約20万人の退役軍人とその家族らが登録している。同団体が2020年5~6月に実施した調査によると、退役軍人ら約2万8000人のうち約30%が「過去2週間以内に自殺を考えたことがある」と回答している。

 退役軍人らはどんな理由で自殺まで追い詰められるのか。米ブラウン大ワトソン研究所の6月の報告書は▽戦場での過酷な経験による心的外傷やストレス▽軍隊の厳しい規律や訓練▽退役後の市民生活への適応の難しさ――などを挙げる。

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