新型コロナ 医師常駐の支援拠点発足 八王子市、情報集約し入院調整 /東京

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コロナ患者受け入れ病院などが参加する八王子市の地域医療体制支援拠点のオンライン会議=同市役所で
コロナ患者受け入れ病院などが参加する八王子市の地域医療体制支援拠点のオンライン会議=同市役所で

 新型コロナウイルスに立ち向かう医療現場の逼迫(ひっぱく)に対応し、保健所の負担軽減を図るため、八王子市は医師らが常駐する支援拠点を8月半ばに新設した。患者や空きベッドの情報を集約し地域の医療機関と連携して方針を素早く決めることで、治療や入院の遅れによる重症化を防ぐのが狙いだ。【野倉恵】

保健所の負担軽減、治療を迅速化

 支援拠点は8月に市内でベッドの満床状態が続き、自宅療養者も急増したため市が発足させた。連携する市医師会の呼びかけで約40の診療所などが外来対応に手を上げた。市役所1階に置かれた支援拠点には市職員4人と保健師2人、災害医療のノウハウをもつ民間の救急救命士と医師などが常駐している。

 「この民間救急車に行ってもらいます」。今月7日昼、支援拠点で電話を終えた市職員がボードの患者一覧に書き込んだ。背中の痛みと呼吸苦を訴え、自宅療養中の男性患者宅に民間の救急車を手配し、診療所で受診できるよう調整した。保健所から調整依頼が入って約30分後だった。

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