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新型コロナ 東京・緊急事態発令2カ月 医療現場、続く「総力戦」 減らぬ入院患者、一般診療は縮小

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河北総合病院の院内。8月以降、新型コロナ患者用のベッドは満床状態が続いているという=2021年7月27日(同院提供)
河北総合病院の院内。8月以降、新型コロナ患者用のベッドは満床状態が続いているという=2021年7月27日(同院提供)

 東京都内に4回目となる新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が発令されてから12日で2カ月になる。新規感染者数は減少傾向にあるものの、入院患者数や重症者数は高水準が続き、医療の逼迫(ひっぱく)は解消されていない。現場では通常医療を制限しながらの「総力戦」が今も続いている。

 「8月以降、コロナ患者のベッドは満床の状態が続いている。現場の負担は大きいままだ」。杉並区でコロナ対応の中心を担い、軽症や中等症の患者を受け入れている「河北総合病院」の杉村洋一院長は、現状をこう説明する。同院の入院患者は7月ごろには軽症の20~30代が多かった。ところが8月になると中等症が増え、今は8割以上を占めている。8月30日に一般病床40床をコロナ患者用12床に変更し、55床に体制を拡充した。それもすぐにほぼ埋まったという。

 軽症や中等症の患者が重症化しても転院できず、人工呼吸器をつけて診ざるを得ないケースも出ている。杉村院長は「重症に近い患者が多くなるほど対応が大変になる。重症化リスクが高い高齢者の入院も増え、負担が増す傾向にある」と説明する。

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