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熱海土石流

静岡県熱海市伊豆山地区で2021年7月3日、大規模な土石流が発生。災害関連死を含む28人が犠牲になりました。

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熱海土石流 土砂仮置き場、上多賀地区に整備検討 地元反発も

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砂防ダムから取り除いた災害土砂の仮置き場候補地=静岡県熱海市上多賀で2021年9月8日午後3時22分、太田圭介撮影
砂防ダムから取り除いた災害土砂の仮置き場候補地=静岡県熱海市上多賀で2021年9月8日午後3時22分、太田圭介撮影

 静岡県熱海市伊豆山地区で7月に起きた土石流災害の復旧を巡り、市は13日までに砂防ダムから撤去した土砂の仮置き場を市南部の上多賀地区に整備する方針を固めた。上多賀地区は2012年、土石流の起点の近くで盛り土をした神奈川県小田原市の不動産管理会社(清算)が絡む土砂トラブルが起きており、地元の反発も予想される。【太田圭介】

 仮置き場の候補地は市下水道ポンプ場に隣接した芝生広場。近くに長浜海水浴場があるが、市は「仮置き場の外周に囲いを設置するなどし、景観に配慮する」と説明する。利用期間は半年程度で、22年の海水浴シーズン前に土砂を別の場所に移すという。

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