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火論

社会部、ワシントン・エルサレム特派員などを歴任した大治朋子専門記者によるコラム。

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観客席の悲喜こもごも=大治朋子

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 20年もの長い戦いの末に「巨人」がリングから降りた。

 米軍とイスラム主義組織タリバンによるアフガニスタン戦争。世界の反応はさまざまだ。

 リングサイドのタリバン応援席からは、「同じ世直し組織」という親近感からパレスチナのイスラム組織ハマスが「勇ましい勝利」と拍手。国際テロ組織アルカイダ系勢力も大歓声を上げ、イスラム法に基づく統治に期待を寄せる。

 一方の米国側応援席ではしらけムードが漂う。「なぜ試合を途中で放棄するんだ」と怒りをあらわにする西側諸国もいる。

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