連載

ミニ論点

ニュースをそれぞれ立場を異にする専門家や識者らが意見を交わします。

連載一覧

ミニ論点

北朝鮮、巡航ミサイル試射 塚本壮一氏・桜美林大学教授/伊藤俊幸氏・金沢工業大学虎ノ門大学院教授

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
塚本壮一氏
塚本壮一氏

日本全土射程、脅威増す 塚本壮一氏・桜美林大学教授(朝鮮半島研究)

 北朝鮮の狙いはミサイル技術を高度化させることだ。既に大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に成功したと位置付けており、今は巡航ミサイルの開発を急いでいるのだろう。

 北朝鮮の主張通り1500キロ飛行したなら、中距離弾道ミサイル「ノドン」と同様に日本のほぼ全土を射程に収めることになる。日本にとっての脅威は増した。北朝鮮は3月に巡航ミサイルを発射した後、立て続けに「新型戦術誘導弾」とする弾道ミサイルの発射実験をした。今回もそうした行動に出る可能性がある。

 さらに今回、北朝鮮の公式報道は「(1月の)第8回朝鮮労働党大会の決定貫徹のために奮い立った国防部門で成し遂げた画期的な成果だ」と伝えた。今すぐ実現可能でなくとも巡航ミサイルへの核弾頭搭載も目指していると考えられる。

この記事は有料記事です。

残り870文字(全文1237文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集