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シカの分布域拡大止まらず

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 生態系や農林業への被害の深刻化を受けて、国がニホンジカ対策強化に乗り出して8年。シカの生息数は減少に転じたものの、分布域は拡大している。認定を受けた「プロハンター」による捕獲事業参入が進むが、一方で共存のヒントになりそうな研究成果も出ている。

 ●積雪の減少が影響か

 「予測よりも速いペースでシカの分布域が拡大しています」。気候変動による野生生物への影響を研究する大橋春香・森林総合研究所主任研究員(生態学)が指摘する。

 環境省が3月に公表した報告書によると、2019年度の本州以南のニホンジカの個体数は推定約189万頭。分布する地域は1978~18年度の40年間で2・7倍に拡大した。近年特に目立つのが東北・北陸地方と中国地方だ。

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