野球部員にわいせつ画像の撮影・送信指示か 性的暴行容疑の元コーチ

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送検される水落雄基容疑者(右)=大阪市中央区で2021年9月14日午前9時14分、藤井達也撮影 拡大
送検される水落雄基容疑者(右)=大阪市中央区で2021年9月14日午前9時14分、藤井達也撮影

 私立高校の野球部元コーチが部員に性的暴行をしたとして逮捕された事件で、元コーチで同校講師だった水落雄基容疑者(31)が「過去の教え子にわいせつ画像も送らせたが、自分で消去した」と供述していることが、大阪府警への取材で判明した。高校の内部調査が始まる直前に携帯電話などに保存していた全ての画像を削除しており、府警は事件発覚を恐れて証拠隠滅を図ったとみている。

 府警刑事特別捜査隊によると、水落容疑者はわいせつ行為への関与にとどまらず、教え子らに自身のわいせつな画像の撮影・送信を指示していた疑いもある。しかし、携帯電話などには関連の画像が残されていなかった。

 今回の私立高では2021年、野球部員の保護者が学校に相談して被害が発覚し、学校は内部調査に乗り出した。水落容疑者は府警に「(自身の関与が)ばれると思って調査前に画像を消した」と説明しているという。

 水落容疑者は約10年前から、勤務していた学校の教え子らへのわいせつ行為などを繰り返していたとされる。画像を送らせた生徒らも含めると被害者は50人以上になる可能性があり、府警は全容解明を進めている。

 府警は14日午前、水落容疑者を部員に対する強制性交等致傷容疑で送検した。【安元久美子、郡悠介】

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