河合・平群 20年度決算 財政「重症警報」依然厳しく 県支援で健全化に本腰 /奈良

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 県から財政の「重症警報」を出されている5市町のうち、財政指標の実質公債費比率と将来負担比率が全国的に見ても悪い河合、平群両町の2020年度決算がまとまった。改善している数値もあるが、依然厳しい状況が続いている。

 二つの指標は2006年に発覚した北海道夕張市の財政破綻をきっかけに設けられた。実質公債費比率は毎年度の借金返済の大きさを示し、将来負担比率は抱える負債の大きさを表している。

 河合町の実質公債費比率は19年度、20・8%と夕張市を除くと、全国で最も悪かった。20年度は18・4%とやや改善したが、地方債発行に知事の許可が必要な起債許可団体(18%以上)のままだ。借金返済の一部先送りも影響した値で、町の財政見通しでは将来的に再び数値が上がると見込んでおり、厳しい状況は続く。19年度、夕張市を除くと全国ワースト3位だった将来負担比率は225・3%から199%に減った。

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