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紀伊半島豪雨10年

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紀伊半島豪雨10年

崩れる土砂、進まぬ復旧 和歌山、奈良の工事 完了見通し立たず 国交省、奈良・五條の現場公開 /和歌山

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復旧状況が公開された奈良県五條市大塔町の土砂崩れ現場=共同
復旧状況が公開された奈良県五條市大塔町の土砂崩れ現場=共同

 和歌山、奈良、三重の3県で死者・行方不明者が88人に上った2011年の紀伊半島豪雨。経験したことがないほどの大規模な土砂が崩れた山間部の現場では、復旧工事が難航している。国土交通省近畿地方整備局が奈良県五條市の土砂崩れ現場を報道陣に公開した。

 11年9月3日から4日にかけて台風12号が四国や中国地方を通過。紀伊半島で総雨量1000ミリ超の大雨が降り、3県で約3000カ所の土砂崩れが発生した。大規模な土砂崩れ現場では川がふさがれ土砂ダムができ、決壊を恐れた地域住民は長期にわたり避難生活を強いられた。

 9月1日には、死者・行方不明者が11人出た五條市大塔町宇井地区周辺の土砂崩れ現場の復旧状況が公開された。えぐれた山の斜面には崩れるのを防ぐ大きなシートがかぶせられ、斜面脇に取り付けられたコンクリート製の排水路で山頂付近から流れてきた水を麓の川に流していた。

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