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K原さんちの里山探検

鳥取県南部町で暮らす自然観察指導員の桐原真希さん一家。山陰の生きものたちと里山の暮らしをご紹介します。

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K原さんちの里山探検

/52 ニホンイシガメ 守りたい地域の財産 /鳥取

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ニホンイシガメの赤ちゃん。甲羅の後ろがギザギザしているのが特徴だ=桐原真希さん撮影
ニホンイシガメの赤ちゃん。甲羅の後ろがギザギザしているのが特徴だ=桐原真希さん撮影

 2005年のことでした。南部町にお住いのOさんから、小さな亀が届けられました。500円玉くらいのサイズで、その年生まれのイシガメの赤ちゃんだったのです。島根県安来市で見つけたとのことで、少し甲羅がゆがんでいました。甲羅干しが十分できなかったのでしょう。我が家で引き取って育てることになりました。それから16年。「いっちゃん」と呼ばれているその亀は手の平サイズにまで大きくなり、移動博物館などで大活躍しています。

 それ以来、イシガメベビーちゃんにはなかなか出会えませんでした。しかし、つい先日、南部町内のNさんから、亀の赤ちゃんが孵化(ふか)したと情報をいただきました。近所の川で見つけたニホンイシガメが自宅で繁殖して、子亀が何匹も出てきたと連絡がきたのです。

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