名古屋収容女性死亡 入管庁改善、外部の目必要 内向き姿勢、社会の潮流みえず キャンベルさん提言

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東京都内でインタビューに答えるロバート・キャンベルさん=和田浩明撮影
東京都内でインタビューに答えるロバート・キャンベルさん=和田浩明撮影

 スリランカ人女性のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が名古屋出入国在留管理局(名古屋市)で死亡してから9月で半年。出入国在留管理庁は8月に死亡した経緯に関する調査報告書を公表し、同庁を管轄する上川陽子法相は記者会見で改善を約束した。入管は本当に変われるのだろうか。日本社会と外国人などマイノリティーの関係を見つめてきた米国出身の日本文学者ロバート・キャンベル早稲田大学特命教授(64)に見解を聞いた。

 報告書はウィシュマさんへの医療的対応について「幹部が被収容者の体調を把握し、必要な対応を検討・指示するための体制が整備されていなかった」と指摘する。対応していた職員の間には「仮放免を受けるための(病状の)誇張もあるとの認識」があった。

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