連載

コラム@やまがた

山形支局の記者が、ふと気づいたことなどを書きます。

連載一覧

コラム@やまがた

安男さん安らかに /山形

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 今夏、中国残留孤児を主人公にした日中共同制作のNHKドラマ「大地の子」(全11回)の再放送を見た。原作は、作家の山崎豊子さんが、中国共産党の胡耀邦総書記(当時)に現地取材を直談判して書き上げたという。戦争や文化大革命に翻弄(ほんろう)されながら、必死に生き抜いた両国民の交流と心情を描いた迫真のドラマだった。

 2020年、83歳で亡くなった高畠町の佐藤安男さんを思い出す。開拓団として家族と旧満州(中国東北部)に渡った体験を、17年に取材した。終戦時は8歳だったが、「旧ソ連軍から逃避行して集団自決に至った記憶が脳裏から離れない」と語っていた。

この記事は有料記事です。

残り221文字(全文494文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集