東日本大震災

福島第1原発事故 閉校校舎を利活用へ 3カ所、民間事業者募集 南相馬市 /福島

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市が利活用してくれる事業者を募集する鳩原小(左奥)と鳩原幼稚園(右)。原発事故で子どもたちが戻らないまま閉校・閉園した=福島県南相馬市小高区南鳩原で2021年4月、尾崎修二撮影
市が利活用してくれる事業者を募集する鳩原小(左奥)と鳩原幼稚園(右)。原発事故で子どもたちが戻らないまま閉校・閉園した=福島県南相馬市小高区南鳩原で2021年4月、尾崎修二撮影

 東京電力福島第1原発事故の影響で閉校した南相馬市小高区の小学校や幼稚園について、市は建物を利活用したい民間事業者を募集する。対象は、鳩原小と鳩原幼稚園▽福浦小と福浦幼稚園▽おだか保育園――の3カ所で、金房小と金房幼稚園は耐震基準の問題から活用が難しく解体する。

 原発事故に伴う避難指示の出た地域では、閉校後に解体された学校も多い。地域のシンボルだった学び舎(や)の行方は、住民からも注目されている。

 市は利活用の方法を限定しないが、基本的な方向性は提示している。農村地帯にある鳩原小と鳩原幼稚園は、交流施設や福島イノベーションコースト構想関連施設、大学や企業の研究・研修施設▽浪江町の水素製造拠点にも近い福浦小と福浦幼稚園は研究拠点や文化財収蔵庫、農水産物の栽培施設▽小高の中心部にあるおだか保育園は、オフィスや研修施設、福祉施設――などと、それぞれ例示した。

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