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斑鳩町は15日の町議会厚生委員会で、県北部の「ごみ処理広域化に関する合同勉強会」から大和郡山市が離脱したことを報告し、当面は残った奈良市と協議を続ける意向を表明した。奈良市と斑鳩町は隣接していないなど課題はあるが、町は可燃ごみの県外処理を10年近く続けており、県内処理へ移行する方針を変えていない。また、奈良市もごみ処理の広域化を目指す方向性は変わっておらず、協議の行方が注目される。【熊谷仁志】
町の可燃ごみは2012年4月から、三重県伊賀市の民間施設で処理している。老朽化で自前のごみ焼却施設を廃止したためだが、ごみは発生地一帯で処理する「自区内処理」の大原則があり、町は当初、「(奈良県内での)広域化施設整備までの一時的な措置」として、伊賀市に市内へのごみ搬入を認めてもらっていた。
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