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富山・利賀芸術公園で上演 「劇団SCOT」が問うコロナ禍の世界

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「世界の果てからこんにちはⅡ」=SCOT提供
「世界の果てからこんにちはⅡ」=SCOT提供

 ニッポンとは、ニッポンジンとは。そしてこの世界はどこへ向かおうとしているのか。新型コロナウイルス禍が深刻さを増し、政局が風雲急を告げている。そんな世相の中、山あいの地からあれこれ思いを巡らせられる得難い時間となった。9月3~5日、富山県利賀(とが)芸術公園(南砺市利賀村)で開催された「SCOTサマー・シーズン2021」だ。【濱田元子】

 「劇団SCOT」率いる鈴木忠志が東京から利賀に拠点を移したのが1976年だから、ちょうど45年。82年からは国際的な演劇祭が開催され、一昨年にはロシアとの共催で「第9回シアター・オリンピックス」の国内主会場となった。世界的な「演劇の聖地」として知られる。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大のため残念ながら昨年に引き続き、海外の芸術団体の招へいはかなわず、8月末に予定していた前半日程のプログラムも…

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