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ヤングケアラー

通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。将来が左右される深刻なケースも。

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小6の17人に1人がヤングケアラーの可能性 山梨県調査

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山梨県庁=野呂賢治撮影
山梨県庁=野呂賢治撮影

 通学しながら家族の介護や世話をする子供「ヤングケアラー」をめぐり、山梨県は16日、県内の小学6年~高校3年生全員(5万2864人)を対象とした調査で、回答した4万101人のうち6・1%に当たる2437人が「世話をしている家族がいる」と回答したと明らかにした。小6は5・8%の368人で、17人に1人がヤングケアラーの可能性がある。幼い頃からケアに携わっている実態が浮かび上がった。

 中学生は1517人(12人に1人)、高校生は552人(27人に1人)だった。ケアしている家族(複数回答)は全体で、きょうだい32%▽祖父母19・4%▽父母16・7%。小6は、きょうだいが40・2%。年齢が低いほど、きょうだいが対象の割合は高かった。

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