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通学や仕事をしながら家族の介護をする子ども「ヤングケアラー」。将来が左右される深刻なケースも。

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「相談経験なし」半数超 小6~高3、ヤングケアラー2437人 負担の実態浮き彫り 県調査 /山梨

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ヤングケアラー支援ネットワーク会議の初会合=甲府市で2021年9月16日、梅田啓祐撮影
ヤングケアラー支援ネットワーク会議の初会合=甲府市で2021年9月16日、梅田啓祐撮影

 通学しながら家族の介護や世話をする子供「ヤングケアラー」について、県が県内の小学6年~高校3年生(5万2864人)を対象にした調査結果を明らかにした。回答した4万101人のうち、2437人(6.1%)が「家族の世話をしている」と回答。16人に1人がケアを担い、このうち5割超が悩みを相談した経験がないなど、負担の実態が浮き彫りとなった。【梅田啓祐】

 ヤングケアラーに関する県の実態調査は初めて。16日に開かれた有識者や支援者で構成する「ヤングケアラー支援ネットワーク会議」初会合で、県が結果を報告した。

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