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東日本大震災10年半 移住者に漁業権 高齢化・過疎進む水産業

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ギンザケのいけすの前で語り合う三浦大輝さん(右)と佐藤一さん=宮城県石巻市雄勝町で6月
ギンザケのいけすの前で語り合う三浦大輝さん(右)と佐藤一さん=宮城県石巻市雄勝町で6月

 東日本大震災で被災した宮城、岩手の水産業は、今も震災前の水準を回復できていない。主力産業の水産業の衰退は、高齢化や過疎が進む地域の存続を脅かす。鍵になるのは新たな担い手の存在だ。大阪から宮城・石巻の漁村に「Iターン」した男性を通して、水産業復興の処方箋を探る。【深津誠】

 入り組んだリアス式海岸に沿って漁村集落が連なる石巻市雄勝町。震災で人口が激減した町に、三浦大輝さん(26)は約4年前、漁師になるため移住した。

 地元漁協の組合員となり、養殖業に必要な区画漁業権を得て、今春カキの初出荷にこぎ着けた。「こんなに早く希望がかなうとは」と語る。

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