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院内感染もブログで公表 抗体カクテル療法を率先 院長の経験則

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花輪峰夫・秩父病院長=埼玉県秩父市で2021年9月6日午後4時15分、山田研撮影
花輪峰夫・秩父病院長=埼玉県秩父市で2021年9月6日午後4時15分、山田研撮影

 埼玉県の秩父地域で新型コロナウイルス感染患者の治療にあたる3病院の一つ、秩父市の民間総合病院「秩父病院」は、院内感染が8月に発生し、新規の入院受け入れや手術を9月7日まで原則として中止した。しかし、この経験から院長の花輪峰夫さん(73)は、抗体カクテル療法による治療で一定の効果を確認できたとして、率先してこの治療に取り組む決意を地域の医師らに伝えた。【山田研】

 ――感染第5波で、重症者が増えている。

 ◆中等症までの感染者を受け入れていたが、重症化した患者を診ざるをえなかった。自宅で我慢してから来院すると肺炎がひどく、入院した人がいた。数日で重症にあたる人工呼吸が必要になり、気管内挿管をした。重症者を受け入れる病院に転院をお願いしても、引き受けてもらえなかった。

 ――「院長ブログ」で、院内感染が起きたと公表している。

 ◆8月17日に一般病棟の入院患者が陽性と判明。24日までに、担当した職員と患者計14人の感染がわかった。感染病床は10床だが、前から入院していた人もいた。そこで一般病棟内にパーティションで仕切る程度の部屋を設け、収容した。

 ――ワクチンの評価は?

 ◆9月3日に陽性がわかった一般病棟の患者は未接種だったが、同病室の接種済み患者は検査を繰り返しても陰性だ。一方で、8月に院内感染した職員は医療従事者として5月に接種が終わっていたが、それでも感染した。しかし…

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