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3回目接種の有効性や対象は? 年内目指す日本、判断割れる各国

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3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける女性=イスラエル中部テルアビブで2021年8月30日、ロイター
3回目の新型コロナウイルスのワクチン接種を受ける女性=イスラエル中部テルアビブで2021年8月30日、ロイター

 厚生労働省の分科会で3回目の追加接種の必要性が了承された新型コロナウイルスのワクチン。効果を再び高めることを期待したもので、政府は年内の開始を目指す。一方、接種間隔などはデータが十分でないとの指摘もあり、各国で判断が割れている。

了承の背景に「ブレークスルー感染」

 今年2月に医療従事者から始まった新型コロナウイルスワクチン接種について、17日に開かれた厚生労働省の予防接種・ワクチン分科会は「(3回目となる)追加接種が必要だ」との判断を示した。

 厚労省が3回目接種の必要性を分科会に諮った背景には、接種率が高い外国の感染状況の悪化がある。2回接種を終えた後に感染する「ブレークスルー感染」が発生し、ワクチンの有効性や感染を防御する中和抗体の値が低下することが報告されているからだ。さらに、感染力が強く、国内でも流行の主流となった変異株「デルタ株」に対する発症予防効果は低いとの報告がある。免疫を逃れる変異ウイルスは今後も出現する可能性があり、より強い免疫を付ける必要性が指摘されている。

 会議では、医療現場に詳しい委員から2回接種した医療従事者のブレークスルー感染が見られるようになったとの報告があり、「医療従事者は早めに3回目の接種ができないか」との声も上がった。

 た…

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