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わが町にも歴史あり・知られざる大阪

人知れず建つ碑や地名などをよすがに、今につながる大阪の知られざる歴史を掘り起こします。

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/561 浪花百景の謎を解く/5 「茨住吉」にサギ3羽 /大阪

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茨住吉神社を描いた「茨住吉」。色紙形には住吉さんの神様の使いであるサギが3羽あしらわれている=大阪市立中央図書館所蔵
茨住吉神社を描いた「茨住吉」。色紙形には住吉さんの神様の使いであるサギが3羽あしらわれている=大阪市立中央図書館所蔵

 浮世絵「浪花百景」のタイトルを記した色紙形の模様の謎解きを続けよう。

 茨住吉神社(大阪市西区九条)は、川の中州だった九条島が新田開発された江戸時代初めに、船の航行安全や土地の守護神として住吉の神様を勘定してできた。そののち、水害を防ぐために河村瑞賢によって安治川が開削され、九条島は二つに分かれた。西が西九条になり、東は九条となった。茨住吉の名は、茨が多かったからなど諸説ある。

 「茨住吉」の色紙形には鳥が描かれている。それも3羽。何の鳥か、私には判別できないが、「ヒャッケイ・コード」を研究している湯川敏男さんによると、サギなのだそうだ。

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