パラ選手支えた技術者 義肢装具士の唐内さん、海外スタッフらと車椅子など修理 三田 /兵庫

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東京パラリンピックの選手村で車椅子の修理をする唐内健太さん=2021年9月2日撮影、唐内さん提供
東京パラリンピックの選手村で車椅子の修理をする唐内健太さん=2021年9月2日撮影、唐内さん提供

 9月5日に閉幕した東京パラリンピックで、選手たちの車椅子や義足などを修理する技術者として、神戸医療福祉専門学校(三田市福島)の専任教員で義肢装具士の唐内(とうない)健太さん(34)=神戸市=が参加した。唐内さんは「選手が公平に競技に臨めるよう技術者としての役割を全うできた」と振り返る。【関谷徳】

 唐内さんは8月28日から9月3日まで、選手村や各競技場に設けられた無償修理ブースで待機し、選手たちから依頼された車椅子などのメンテナンスにあたった。大会のオフィシャルサポーターで、ドイツの総合医療福祉機器メーカー「オットーボック」が募った技術者の1人として選ばれ、日本からは11人、ドイツ、アメリカ、中国など24カ国から計約100人が集まった。

 大会期間中は、車椅子のタイヤのパンク修理やキャスターの部品交換など次々と依頼があった。「持ち込まれた物は何でも直す」をモットーに、サイズが合わない場合でも各国の技術者たちと相談しながら部品を加工するなどしてやりくりし、選手が競技に専念できるよう要望に応じた。

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