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アフガン政権崩壊

イスラム主義組織タリバンが2021年8月15日、首都カブールを制圧し、勝利宣言。ガニ政権が崩壊しました。

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「家族はもう戻らない」 カブール誤爆、誤情報が引き起こした悲劇

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米軍の攻撃で死亡した家族を埋葬した墓地で祈りをささげる遺族=アフガニスタンの首都カブールで2021年9月13日、AP
米軍の攻撃で死亡した家族を埋葬した墓地で祈りをささげる遺族=アフガニスタンの首都カブールで2021年9月13日、AP

 米軍は17日、アフガニスタンの首都カブールで8月29日に行った無人機攻撃は誤爆だったと発表した。攻撃で子供7人を含むアフガン人10人が死亡していた。米軍は当初、過激派組織「イスラム国」(IS)系の「ISホラサン州」(IS-K)の戦闘員を狙った攻撃だと説明していた。

 「最愛の家族はもう戻ってこない」。カブールで米軍の無人機攻撃により死亡したゼマリ・アフマディさん(43)の弟のエマルさん(35)は18日、毎日新聞の電話取材に改めて悲しみを語った。米国は17日に誤爆を認めたが、なぜアフマディさんやその家族は死ななくてはならなかったのか。

 米軍による誤爆があったのは8月29日。その3日前にはカブール空港付近で過激派組織「イスラム国」(IS)系の「ISホラサン州」(IS-K)による自爆テロが起きており、米軍は当時、さらなるテロを警戒していた。米軍や米メディアによると、米軍は「次のテロでは、トヨタの白のカローラが使われる」との情報を入手していた。

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