横浜市役所旧庁舎売却どうなる 9月末に期限 新市長の判断に注目

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移転前の横浜市役所旧庁舎=同市中区で2020年3月23日午後3時47分、樋口淳也撮影
移転前の横浜市役所旧庁舎=同市中区で2020年3月23日午後3時47分、樋口淳也撮影

 横浜市役所旧庁舎(中区港町1)の売却とその後の再開発を巡り、8月に就任した山中竹春市長の判断が注目されている。林文子前市長時代に建物の売却と跡地の貸与が決まったが、市民からはその価格が「不当に低い」などと指摘された。山中氏は市議会で「算定の妥当性を検証する」と述べたが、正式契約締結の期限は9月末と残された時間は少ない。カジノを含む統合型リゾート(IR)誘致に続く「方針転換」はあるのか。【樋口淳也、高田奈実】

 問題の舞台は、1950年代に完成した旧庁舎。2013年に現在の庁舎(中区本町6)への移転が決まり、20年まで使用された。JR関内駅と横浜スタジアムが間近の一等地。市幹部は「再開発の場所としては市内随一だ」と表現する。

 建物の評価も高い。庁舎は建築家の村野藤吾が設計した戦後モダニズム建築の名作として知られる。17年には日本建築学会が「横浜の戦後復興を象徴する建造物」であると指摘し、保存活用を要望した。

 だが市は19年、…

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