ハンセン病、差別刻む17字 会えぬ家族思う祖父、孫ら迫った /熊本

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ハンセン病患者として回春病院や九州療養所に入所していた近沢豊栄さんについて語る孫の孝雄さん(左)とおいの中内さん
ハンセン病患者として回春病院や九州療養所に入所していた近沢豊栄さんについて語る孫の孝雄さん(左)とおいの中内さん

 「梅の花ともにながめて子等(ら)遠く」。ハンセン病を患い、故郷の高知県を離れて熊本県内で療養していた男性が詠んだ俳句だ。子供に会えない悲しみや、いわれなき差別と偏見に苦しんだ日々が浮かぶ作品。男性の死去から80年となる2021年夏、熊本県内の施設に残る文書の中から俳句を見つけたのは、十数年前から男性の足跡を追っていた孫たちだった。【栗栖由喜】

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