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災害公営住宅で増える独居高齢者の暮らしを住民相互の見守りで支えようと、岩手県大船渡市と陸前高田市の災害公営住宅3団地の自治会役員らが知恵を持ち寄った。16日に開いた勉強会には15人が参加し、大船渡市の県営みどり町アパートが導入している「安否確認シート」について学び合った。【中尾卓英】
同アパート(約130世帯)では入居が始まった直後の2016年に消防訓練でシートの活用を始めた。A5判の赤い紙に白抜きで「安否OK」と書かれ、マグネット付きで普段は玄関扉の内側に貼っておき、非常時に避難する際に外側に貼り出して消防隊員らに避難済みを知らせる。
シートは非常時に役立つだけでなく、作成したり、使い方を説明したりする過程で他の住民と交流する機会が増える効果もあるという。自治会役員の福士正二さん(63)は「普段から互いを見守る意識が高まった。自治会活動の参加者を増やすことにつながる」と活動を紹介した。
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