女神「媽祖」題材に新作能 片山九郎右衛門さんらCFで制作費調達 

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神奈川県小田原市の小田原文化財団江之浦測候所で撮影された新作能「媽祖」のプロモーション画像=片山家能楽・京舞保存財団提供
神奈川県小田原市の小田原文化財団江之浦測候所で撮影された新作能「媽祖」のプロモーション画像=片山家能楽・京舞保存財団提供

 観世流能楽師・片山九郎右衛門さんが構想し、小説家・玉岡かおるさんが脚本を担当する新作能「媽祖(まそ)」の制作が進んでいる。2022年4月2日、京都観世会館(京都市左京区)での初公開を目指し、クラウドファンディング(CF)で制作費を募集中。9日のスタートから10日目に目標額の1100万円を達成したが、追加公演も視野に11月7日まで支援を募っている。

 「媽祖」は中国・台湾を中心にアジア各地で広く信仰される女神。宋の官吏の娘として育った実在の予言者・黙娘(もくじょう)が天に昇り神となったと伝わる。赤い衣をまとって海上を舞い、人々を見守ったとの伝説から航海の守護神とされ、華僑と共にタイやマレーシア、シンガポール、ベトナムなどに信仰が広がった。日本各地の中華街にも祭られている。

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