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高校野球・秋季大会2021

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秋季高校野球

県大会 花巻東、猛打で圧勝V 久慈東突き放し19得点 盛岡大付、第3代表に /岩手

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【花巻東-久慈東】六回表花巻東1死二、三塁、千葉の適時打で三走田代が生還する=盛岡市の県営野球場で2021年9月20日、松本ゆう雅撮影 拡大
【花巻東-久慈東】六回表花巻東1死二、三塁、千葉の適時打で三走田代が生還する=盛岡市の県営野球場で2021年9月20日、松本ゆう雅撮影

 第74回秋季東北地区高校野球県大会(県高野連主催、毎日新聞盛岡支局など後援)は20日、盛岡市の県営野球場で決勝があり、花巻東が19ー9で久慈東を降し、4年ぶり10回目の優勝を決めた。花巻東は持ち味の猛打で東北大会に出場する第1代表の座をつかみ、敗れた久慈東も第2代表として初出場する。残り1枠をかけた3位決定戦では、前回大会の覇者、盛岡大付が花巻南を8―3で制した。

 東北大会は10月に開催される予定で、来春のセンバツ出場校を選考する参考資料になる。【松本ゆう雅】

九回粘りの4点

 花巻東は初回、田代の中前適時打で先制。三回に千葉の左犠飛で勝ち越すと、五回には適時打や失策などで一挙5点を奪った。六回には、ここまで安打なしだった佐々木が奮起し、3戦連発となる2点本塁打で突き放した。久慈東は序盤に一度は逆転し、九回にも岩脇の2点適時打などで4点を挙げる粘りを見せた。

【盛岡大付-花巻南】五回表盛岡大付1死二塁、柴田が左前適時打を放つ=盛岡市の県営野球場で2021年9月20日、松本ゆう雅撮影 拡大
【盛岡大付-花巻南】五回表盛岡大付1死二塁、柴田が左前適時打を放つ=盛岡市の県営野球場で2021年9月20日、松本ゆう雅撮影

投打かみ合う

 盛岡大付は2点を追う二回、今野と船生の適時打で同点に追いつくと、四回に伊藤の左前適時打で勝ち越し。その後も得点を重ねた。先発の小野寺は三回以降三塁を踏ませず、7回2失点8奪三振の好投を見せた。花巻南は一回に沢田の2点本塁打で先制したが後が続かず、九回に1点を追加するも及ばなかった。


花巻東・佐々木麟太郎内野手(1年)=盛岡市の県営野球場で2021年9月20日、松本ゆう雅撮影 拡大
花巻東・佐々木麟太郎内野手(1年)=盛岡市の県営野球場で2021年9月20日、松本ゆう雅撮影

 ■ズーム

1年生主砲、止まらぬ本塁打 花巻東・佐々木麟太郎内野手(1年)

 六回表、内角のカーブを振り抜いた打球は高々と上がり、バックスクリーン横を超える特大アーチに。高校通算35本目の一打に球場がどよめいた。今大会でも3戦連続で本塁打を放ち、勢いは止まらない。

 「第1代表を取るんだ」と強い気持ちで臨んだ決勝。チームは初回に先制したが、直後に追いつかれ逆転を許すなど序盤は試合展開が読めなかった。回ってきた二回2死満塁の好機にも「考えすぎてしまった」と凡退。「自分が打たなければチームは勝てない」と気持ちを立て直した。

 六回、「点差は離れていたが、勝負をつける点数がほしい」と打席に向かった。この夏から課題にしていた変化球にうまく合わせ、会心の一打となった。

 1年生ながらレギュラー出場した夏の県大会では、決勝で盛岡大付に敗れて甲子園出場を逃した。悔しさから大会後は変化球への対応力と逆方向への強い打球を課題に掲げ、改善に取り組んできた。練習には3年生も加わり、後輩のためにと打撃投手を務めてくれた。変化球を投げてもらい、今大会までに修正してきた。

 東北大会でも主砲としての役割は変わらない。「自分がチームを勝利に導く」と決意を新たにした。【松本ゆう雅】

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