少子化考・世界の現場から

イスラエル「大家族は夢」(その1) 出生率3.01、ユダヤ人けん引

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自宅のバルコニーに集まったコーヘンさん一家=イスラエル中部モディーンで6月
自宅のバルコニーに集まったコーヘンさん一家=イスラエル中部モディーンで6月

 中東・イスラエルでは、2019年の合計特殊出生率(1人の女性が一生に産む子供の数に相当)が3・01に達し、少子化に悩む日本の1・36はもとより、少子化対策の優等生とされるフランスの1・83などを大きく上回る。先進国38カ国が加盟する経済協力開発機構(OECD)でも2位のメキシコ以下を引き離すトップの数字だ。背景には何があるのか。

 イスラエル中部モディーンの閑静な住宅街。広さ約260平方メートルの新築マンションの一室で、ユダヤ人のギル・コーヘンさん(43)と妻のナタリーさん(41)は男の子4人と暮らす。一番上の子供は11歳。下はまだ1歳だ。「大家族は私の夢でした」。ナタリーさんは話す。

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