吉川英治の魅力、若者に 「文アル」とコラボ 東京・青梅の記念館
毎日新聞
2021/9/21 10:47(最終更新 9/21 10:47)
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小説「宮本武蔵」などを生んだ作家、吉川英治の住居を記念館としている「青梅市吉川英治記念館」(東京都青梅市柚木町1)が、文豪をモチーフにした人気ネットゲーム「文豪とアルケミスト」とタイアップした企画展を開催中だ。このコラボレーション効果で若い女性来館者が増加している。【黒川将光】
「文豪とアルケミスト」は、ネットでは「文アル」と呼ばれ、本の中の世界を破壊する『侵蝕者(しんしょくしゃ)』から文学を守るため、実在する歴史的な文豪たちが転生し、プレーヤーの元で戦うという設定。文豪たちのキャラクターは70人以上で、いずれも魅力的な男性として描かれており、吉川英治のキャラクターもいる。
同館では夏季企画展として「吉川英治と市所蔵直筆資料展」を計画。若い世代にも、この展示会を知ってもらおうと吉川や交流のあった文豪たちも登場する「文アル」に目をつけ、配信元の大手ゲームメーカー「DMM GAMES」に協力を申し込み実現した。
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