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秋山祐徳太子にとっての都知事選 散る「泡沫」の美学

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渡辺克巳が撮影した1979年の選挙活動
渡辺克巳が撮影した1979年の選挙活動

 パフォーマンスやブリキの彫刻、写真グループ「ライカ同盟」で知られる美術家の秋山祐徳太子(ゆうとくたいし)。自宅に山のようなあれやこれやを残して昨年4月に85歳で死去した。これらを、ゆかりのあるギャラリーが整理し、作家の足跡をたどる作業を続けている。

 東京・銀座のギャラリー58(03・3561・9177)で開催中の「秋山祐徳太子と東京都知事選挙」。遺品から見つかった資料を基に、多彩な表現行為を振り返った昨年の回顧展に続く企画となる。秋山は1960年代から「ポップ・ハプニング」と称するパフォーマンスを展開したが、本展はその頂点とも言える東京都知事選を特集する。

 75年と79年、「政治のポップアート化」を目指し出馬。立候補自体は人々の脳裏に刻まれているものの、同ギャラリーの長崎裕起子さんは「一番大きなパフォーマンスにもかかわらず、どのような意味があったのか深く考察されてこなかった」と話す。

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