基準地価 住宅地、30年ぶり上昇 全道0.3% 石狩管内、需要高まる /北海道

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37年連続で道内最高値となった商業地、札幌市中央区北3西2-1-13外=2021年9月15日、米山淳撮影
37年連続で道内最高値となった商業地、札幌市中央区北3西2-1-13外=2021年9月15日、米山淳撮影

 道は21日、道内の基準地価(7月1日時点)を発表した。住宅需要が高まる札幌市を含む石狩管内6市の住宅地価の大幅な上昇が全体を押し上げ、全道の住宅地平均は0・3%増と30年ぶりに上昇した。商業地は新型コロナウイルスの影響でマイナス0・6%と2年連続下落した。(道内の一覧表は22面に掲載) 住宅地735地点、商業地261地点など計1029地点を調査した。最も上昇したのは、住宅地が北広島市共栄町4―8―23(上昇率19・2%)で、商業地が同市共栄町1―13―12(同14・7%)。同市ではプロ野球・北海道日本ハムファイターズの新球場を含む複合施設「北海道ボールパークFビレッジ」建設が進み、住宅地の上昇率上位3位までに名を連ねた。

 同市に加え、恵庭市や江別市など札幌市周辺市が住宅地、商業地ともに上昇率上位の大半を占めた。鑑定に関わった道不動産鑑定士協会の斎藤武也副会長は「低金利政策で需要が高まっているが、札幌市内の供給が追いつかなくなり、利便性が高く地価水準が低かった周辺市で住宅建設が進んでいる。北広島市はさらにボールパークの影響で上昇している」と分析する。

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