弁護団「画期的」 スリランカ人強制送還「違憲」 入管に改善求める

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
判決後に記者会見する原告側の代理人弁護士=東京都内で2021年9月22日午後2時17分、遠山和宏撮影
判決後に記者会見する原告側の代理人弁護士=東京都内で2021年9月22日午後2時17分、遠山和宏撮影

 難民認定申請の棄却を告げた翌日にスリランカ人男性2人を強制送還した入管当局の対応を「違憲」と断じた22日の東京高裁判決は「裁判を受ける機会を奪うことは許されない」と国を厳しく批判した。原告の弁護団は「画期的な判決」と高く評価し、入管の対応改善を求めた。

 「今回のような強制送還の例はよく聞く。こうした手法はもう取ることができなくなるのではないか」。判決後に記者会見した弁護団の高橋済弁護士は判決が持つ意義を強調した。

 原告の50歳と60歳の男性は2000年前後に短期滞在の在留資格で入国。ともに不法残留で入管施設に収容された。迫害の恐れなどを理由に難民認定を求めたが、いずれも退けられ、国がチャーターした飛行機で強制送還された。

この記事は有料記事です。

残り608文字(全文923文字)

あわせて読みたい

注目の特集