人々の心つなぐ「媽祖」 新作能、CFで応援を 大阪の見市泰男さん、能面製作 /大阪

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新作能「媽祖」の制作発表をする片山九郎右衛門さん(左)と玉岡かおるさん=京都市東山区の片山家能楽・京舞保存財団で2021年9月3日午後2時24分、澤木政輝撮影
新作能「媽祖」の制作発表をする片山九郎右衛門さん(左)と玉岡かおるさん=京都市東山区の片山家能楽・京舞保存財団で2021年9月3日午後2時24分、澤木政輝撮影

 観世流能楽師・片山九郎右衛門さんが構想し、小説家・玉岡かおるさんが脚本を担当する新作能「媽祖(まそ)」の制作が進んでいる。2022年4月2日、京都観世会館(京都市左京区)での初公開を目指し、クラウドファンディング(CF)で制作費を募集中。9日のスタートから10日目に目標額の1100万円を達成したが、追加公演も視野に11月7日まで支援を募っている。【澤木政輝】

 「媽祖」は中国・台湾を中心にアジア各地で広く信仰される女神。宋の官吏の娘として育った実在の予言者・黙娘(もくじょう)が天に昇り神となったと伝わる。赤い衣をまとって海上を舞い、人々を見守ったとの伝説から航海の守護神とされ、華僑と共にタイやマレーシア、シンガポール、ベトナムなどに信仰が広がった。日本各地の中華街にも祭られている。

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