連載

れとろ探訪

往事の大阪を伝える地を訪ねていきます。

連載一覧

れとろ探訪

変わる北浜 /大阪

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
大阪取引所の円形の建物は今も北浜のランドマークだ。正面には大阪経済を発展させた五代友厚の銅像が見える=大阪市中央区北浜1で2021年9月15日、加古信志撮影
大阪取引所の円形の建物は今も北浜のランドマークだ。正面には大阪経済を発展させた五代友厚の銅像が見える=大阪市中央区北浜1で2021年9月15日、加古信志撮影

 大阪の証券街・北浜について、1967(昭和42)年9月30日の毎日新聞大阪本社版の経済面に「変わる北浜」という記事が掲載された。

 この頃の証券業界は、登録制から免許制への切り替えに苦慮していたという。当時の大蔵省が投資家保護を旗印に、経営の健全化と営業姿勢を正すように号令。法令違反を探し出して間断なく立ち入り検査などを行い、「北浜の証券会社に明かりがついているのは商売繁盛じゃなくて検査のため」とささやかれるほどだった。免許制を控えて自主廃業や合併する会社も出たよ…

この記事は有料記事です。

残り353文字(全文587文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集