連載

かるたで知るなら

「奈良まほろばかるた」に込められた奈良の良さ。タイムリーな順に紹介します。

連載一覧

かるたで知るなら

箸墓古墳(桜井市) 日本書紀に皇女伝説 /奈良

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 <卑弥呼の墓ともいわれる箸墓古墳>

 JR桜井線の巻向(まきむく)駅から桜井方面に向かって電車が進むと、すぐ右手に木々の生い茂る小山が見えてきます。これが箸墓(はしはか)古墳です。

 箸墓古墳は奈良盆地の東南部、三輪山の北西山麓(さんろく)の扇状地帯の纒向(まきむく)遺跡の中に位置し、墳長約280メートル、高さ約30メートルの巨大な前方後円墳です。車窓から見えるのは、後部の円形部分で、前部の方形部分は撥形(ばちがた)に左右に広がっています。被葬者は不明ですが、宮内庁が第七代孝霊天皇皇女の倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の墓として管理しています。

 倭迹迹日百襲姫命と箸墓古墳との関係は『日本書紀』で概略、次のように伝えられています。

この記事は有料記事です。

残り452文字(全文778文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集