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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第80期名人戦A級順位戦 斎藤慎太郎八段-広瀬章人八段 第12局の2

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前例を踏まえて

 対局が始まって40分とたっていないが、図の[後]7五歩で早くも駒がぶつかった。[先]6五歩なら[後]7六歩[先]同銀[後]7三銀と退却し、次の[後]8六歩に期待する展開になる。

 斎藤は手堅く[先]6七銀と引き、[後]7六歩に[先]同銀右と柔軟に応じた。銀は金と違って進退の融通が利く。[後]7五歩なら[先]6七銀と戻って好形を維持できる。

 広瀬はわずか1分で[後]5五銀と進め、孤立した4六歩を狙った。指し手の速さを不思議に思ったが、10日前に同一局が指されていた。[後]5五銀に[先]4八飛[後]4四銀上[先]6八玉[後]3三桂[先]3八金[後]5二金[先]3六歩[後]9二角(参考図)と進んでいる。[先]4八飛は歩を守る自然な手だが、攻めの主砲が2筋から外れ、守勢に陥る憾(うら)みがある。

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【第79期名人戦】

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