政治活動で炎上、転落事故 北京パラ目指す青木大和さんのいま

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ウェブ会議システム「Zoom」を通じて取材に応じる青木大和さん=2021年8月18日午後1時33分、益川量平撮影
ウェブ会議システム「Zoom」を通じて取材に応じる青木大和さん=2021年8月18日午後1時33分、益川量平撮影

 学生時代に「18歳成人」のテーマで与野党の国会議員と意見交換するなど政治活動家として脚光を浴びた男性が、2022年の北京冬季パラリンピックにアルペンスキーで出場を目指している。インターネットで身分を偽っての「炎上」と、階段から転落しての脊髄(せきずい)損傷。そんな挫折と絶望からはい上がり、全力で生き抜くことに向き合っている。

 「自分の足で歩けなくて、生きている意味があるのかとまで思った。障害を持って生活していく中で、自分は障害者への配慮がいかに足りていなかったかを思い知った」。東京都渋谷区在住の青木大和さん(27)は、障害の当事者になった16年当時をそう振り返る。

高3で政治を考える団体設立

 東京都稲城市出身。高1で留学した米国で、若者たちが自由に政治を語り合う姿を目の当たりにした。高3の時、日本の若者にも議論して政治に関心を持ってもらう場を作ろうと市民団体「僕らの一歩が日本を変える。」を設立。慶応大へ進学後の14年にNPO法人化した。

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