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都市対抗野球2次予選2021

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元中日「ブーちゃん」 JR東海・中田亮二が固め打ち 都市対抗東海予選

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【東海理化-JR東海】七回裏JR東海2死一、三塁、左前適時打を放ちガッツポーズする中田=愛知・岡崎市民球場で2021年9月23日午後4時20分、岸本悠撮影 拡大
【東海理化-JR東海】七回裏JR東海2死一、三塁、左前適時打を放ちガッツポーズする中田=愛知・岡崎市民球場で2021年9月23日午後4時20分、岸本悠撮影

 都市対抗東海2次予選第3代表決定トーナメント2回戦が23日、愛知・岡崎市民球場であり、JR東海が東海理化を4―2で破った。かつてプロ野球・中日でもプレーし「ブーちゃん」の愛称で親しまれたベテラン・中田亮二が3安打2打点の活躍。その背景には中日時代の先輩である名打者の指導があった。

 一回2死一、三塁。カウント1ストライクで中田は外角を待っていた。すると、やや落ちる変化球が外寄りに来た。逆らわずに打つことを意識すると、打球は中前への先制打となった。

 東海地区を代表する強打者だが、昨年は状態が悪く、チームは都市対抗出場を逃し、自らも補強されることはなかった。今季も前半は不調で、日本選手権出場はかなわなかった。

 だが、7月に「てこ入れ」として元西武、中日で通算2000安打も達成している和田一浩さんが臨時コーチに就任したことが、復調のきっかけとなった。

 人柄の良さで知られる和田さんは、中日時代の後輩でもある中田に熱心にアドバイスを送った。「とにかく始動を早くしろと、口酸っぱく言われました」と中田。投手のフォームに合わせて、右足を上げるタイミングを以前より早めた。一方で、踏み込んだ際に体重が前に行きすぎないように意識し、しっかりと軸足に重心を残した形でパワーをボールに伝えることを意識すると、かつての打力がよみがえった。

 中田は1点リードの七回2死一、三塁にも、外角のスライダーを逆方向に運んで左前適時打。久保監督も「今、うちで一番安定している打者だ」と称賛した。

 新型コロナウイルスの感染拡大による移動自粛で、JR東海も大きなダメージを受けているが「ありがたいことに野球に取り組む環境を維持してもらっている」と中田。会社のサポートに報いるためにも、2年ぶりの本大会出場に向け、100キロの巨体を揺らして突き進む。【岸本悠】

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