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貧困層、コロナで生活悪化 南ア、バス代払えず接種あきらめ 専門家「小規模・移動式会場を」

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トタンで作った粗末な小屋が並ぶウォーターワークス地区=南アフリカ・ヨハネスブルクで1日
トタンで作った粗末な小屋が並ぶウォーターワークス地区=南アフリカ・ヨハネスブルクで1日

 新型コロナウイルスのワクチンの一般接種枠に余裕があるのに、会場に人が集まらない。そんな現象が南アフリカで起きている。「反ワクチン」の人が特に多いわけでもないらしい。一体どういうことなのか。

 南ア最大都市ヨハネスブルク郊外のウォーターワークス地区。「ワクチンを打てるなら打ちたい。誰か連れて行ってくれればいいけど」。トタン板で作った粗末な掘っ立て小屋が並ぶスラムで、失業中のベキンコース・マテブラさん(52)が話した。南ア政府は欧米の製薬企業から独自にワクチンを調達。50代の接種は7月から始まり、多くの会場で予約なしで接種を受けられる。

 ではなぜ打てないか。実はマテブラさんは「往復で数百円」のバス代が捻出できないのだ。

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