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苦しむ農家、細る「共助」 コロナ禍、需要減り米価下落 困窮者に支援ままならず

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生活相談会の会場には、訪れた人たちに配られる米や野菜、果物が大量に届いた=東京都台東区浅草橋で7月
生活相談会の会場には、訪れた人たちに配られる米や野菜、果物が大量に届いた=東京都台東区浅草橋で7月

 新型コロナウイルス下で細々と続く「共助」がピンチを迎えている。困窮している人たちに食料を提供する農家が、米価の下落に直面しているためだ。自分自身の生活が苦しくなれば、他人に農産物を寄付することはままならなくなる。関係者は「公助」の充実こそ重要だと訴える。

 「朝採れのトマトを持ってきたよ」。東京・秋葉原で7月10、11の両日開かれた、女性を対象とした生活相談会(第二東京弁護士会など主催)。コロナ禍で仕事や住まいを失うなどして困窮している人たちのための相談会は、困窮者支援団体などが各地で繰り返し開いている。茨城県取手市の農業、椎名知哉子さんはトマトなど10キロ超の農産物を背負って会場に現れた。

 会場には、椎名さんも参加している農業者団体「農民運動全国連合会」(農民連)から4トントラックいっぱいの米や野菜、みそ、しょうゆが届いている。「フードバンク」から提供されたものも。いずれも訪れた人たちに配るためだ。椎名さんらボランティアスタッフたちは食料を次々と仕分け、並べていった。

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